ドイツ・ホメオパシー医師中央協会のニュースレターにとらこ先生が紹介されました!

ドイツ・ホメオパシー医師中央協会のニュースレターにとらこ先生が紹介されました!

ドイツで最も古く、7,000名もの会員を持つ最大ホメオパシー医師団体「ドイツ・ホメオパシー医師中央協会(Deutscher Zentralverein homöopathischer Ärzte)」のニュースレターに
ドイツ人医師ホメオパス、Dr.アンジェリカ・チメックによる記事が掲載されたという知らせが届きました!!

その内容の和訳を皆様と共有させて頂きます。

【オリジナル記事掲載リンク】
https://www.dzvhae.de/homoeopathie-in-japan/?utm_source=mailpoet&utm_medium=email&utm_campaign=dzvha-mitteilungen-fur-mitglieder-dezember-2019_25

【タイトル】
日本におけるホメオパシー

【記事内容】
「日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)」の第20回目の年次カンファレンスが東京で開催されました。私は光栄にもそれに参加する事ができ、日出る国におけるホメオパシーの重要性について多くのことを学びました。

日本のホメオパシーの中心には、信じられないほどのエネルギーを持つ女性、由井寅子博士がいます。25年前、彼女は、自分の母国にホメオパシーをもたらしました。彼女は、ホメオパシーを癒しの術として国民に認識されるよう創始し、最終的に「日本ホメオパシー医学協会」を設立しました。

できるだけ多くの人々が、ホメオパシー教育を受けれるようにする為、由井博士は幾つかの主要文献を日本語に翻訳しました:オルガノン(第6版)、ハーネマンの医学日誌、慢性病論、またボーニングハウゼンのレパトリーやハーネマンの伝記など。

同時に、彼女はホメオパシーレメデを日本で生産できるように、その許可を得て(後に製造工場を設立)、ハーブを栽培する土地を得て、マザーチンクチャーを供給できるようにしました。
当初から、彼女のアプローチは「ホリスティック(全体)」でした。彼女は、神道や仏教の精神的なもの、健康的な食事への心遣い、精神のバランスなど、日本伝統の多様性を組み合わせたいと考えていました。
野菜、果物、米、ハーブを有機栽培するために、彼女は不毛だと考えられていた、人の手によって荒らされていない土地を購入しました。しかし、効果的な微生物の組み合わせ、特別な発酵プロセス、ホメオパシー療法の使用により、彼女は、その土地を肥沃にし、誰も想像できなかった収穫量を達成することができました。JPHMAコングレス参加者は、これらの野菜や果物を食し、その高品質を確信していました。私は、今までホメオパシーのコングレスに参加してきて、これほど美味しくて、新鮮で、やさしい食事を楽しんだことはありません。

JPHMAにとって初の「第一回JPHMAコングレス」では、参加者は約100名でしたが、2019年12月に開催された第20回JPHMAコングレスには、1日約 600名が参加しました。現在、この協会には約1,000名の会員がいます。また、このコングレスでは、98名の新しい認定者が受け入れられました。

日本のホメオパシーは、医学の観点からの関心だけでなく、日々の生活用品や食品分野で活躍している若者の勢いに多くを負っています。彼らは、オーガニック化粧品を生産し、オーガニック農産物を加工し、「ストレスのない食事」のためのレストランをがあります(そして、そこで働く者はホメオパシーの基本的なトレーニングを受けています)。

由井寅子博士のホリスティックなアプローチは、人々へ大きな関心を呼び起こし、人気が高まった真の社会運動を引き起こしました。全体のインスピレーションを更に高めるように思われるだけの関心と激励がありました。そのエネルギーを感じ、その謙虚さを体験することは、感動的で、刺激的で、私はすっかりそれに染まってしまいました。

由井寅子博士による教育は厳密で、技術設備が大変整った教室で行われています(講義は、他の三拠点が、ビデオ会議システムで結ばれており、地方からも参加する事が可能です)。

医療資格を持たないものや医師・獣医師・看護師など医療従事者がプロフェッショナル・ホメオパスになるための訓練に加えて、由井寅子博士は、親達の為への教育も提供しています。ここでは、ホメオパシーの基本的な理解と急性疾患の治療法が伝えられ、その教育を修了し、ファミリーホメオパスとして認定された者は、家族や親しい友人へホメオパシーレメディーを与えることができます。

JPHMAコングレスでは、多くの療法家が症例を発表しており、薬草やフラワーエッセンスについて発表しているスピーカーもいました。
全般的に、多くの研究が行われており、植物への繋がりが求められています。由井博士のコミットメントのおかげで、その支援は不足していません。

JPHMAコングレスでの、由井寅子博士の発表は、2つの重篤な症例を病理的に示しながら、療法家として、また教師としての洞察を示しました。共鳴、力強さ、模範例となるものが、素晴らしい言葉を使って、印象的に発表され、他の発表とは全く異なるものでした。その発表を聴いた後、私は深く感動しただけでなく、非常に思慮深くなりました。

日本でホメオパシーの発展について、私が、大変短い期間で目撃し経験したものは、この約20数年で広がった、社会全体にとってのホメオパシーの重要性、そして若い世代に広がっているダイナミクス。私は非常に感銘を受けただけでなく、ドイツとヨーロッパのホメオパシーへ新たな確信をもたらすよう励まされました。

Dr.アンジェリカ・チメック
医師
ホメオパス

日本でのホメオパシーや由井寅子博士の研究に関する更なる関心深い情報は、他にもあります:

https://www.naturundheilen.de/artikel/wie-japan-zur-homoeopathie-fand/
https://www.narayana-verlag.de/spektrum-homoeopathie/torako-yui-das-wunder-der-japanischen-homoeopathie